ネットワーク利用制限とは?確認方法や「ー」などの理由を解説!
更新日時 : 2024-10-20 17:25
スマホを買取業者に売却したり、中古スマホを購入したりする前に、「ネットワーク利用制限」について理解しておくことが大切です。
ネットワーク利用制限にかかったスマホは「赤ロム」とも呼ばれ、SIMカードを挿入してもネットワークに繋がらなくなります。
スマホを買取に出す場合や中古スマホを購入する場合には、必ずネットワーク利用制限を確認するようにしましょう。
今回の記事では、ネットワーク利用制限について紹介し、買取や中古スマホ購入時の注意点について解説します。
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ネットワーク利用制限とは?
ネットワーク利用制限とは、キャリア等で購入したスマホの代金が未払いだったり、盗難や紛失があった場合に、そのスマホが通信できないようにする制限のことです。
盗難や不正契約で出回ったスマホが特殊詐欺などの犯罪に利用される事を防ぐために設定されます。
ネットワーク利用制限には「〇」「▲」「×」「-」の4つの状態があり、それぞれ以下のような状態になります。
「〇」の場合
「〇」は入手経路、端末代金の支払いに問題が無い状態で、ネットワーク利用制限が掛からない状態です。
新品購入時に端末代金を一括で支払った、分割払いが完済した機種が該当し、中古での売買時にも制限が掛かることはありません。
スマホを買取に出す際は、ネットワーク利用制限は「〇」であればスムーズな売却、買取価格のアップが見込めます。
「▲」の場合
「▲」は、分割払いなどの残債が残っている状態で、基本的には「〇」と同じくネットワーク利用制限が掛かってない状態です。
ただし、分割支払金の不払いがあるとネットワーク利用制限がかかる「×」になることがあります。
中古買取では、買取価格が下がったり、買取後に「×」になった場合に違約金が必要になるなどのデメリットがあります。
販売では、「〇」状態の中古品より安価で販売されていますが、「×」状態になって利用できなくなる可能性があります。
「×」の場合
「×」は分割払いの未払いがある、端末契約に不正があった、盗難品などが該当し、キャリアでの通信サービスに制限が掛かっている状態です。
基本的には「▲」で購入した中古品から「×」になることで目にすることが多いと思われます。
フリマアプリや個人での取引の際には、IMEI(製造番号)からネットワーク利用制限の状態を確認することが重要になります。
「-」の場合
「-」は、新しく購入したり修理でIMEIが新しくなってすぐの場合に表示される状態です。
また、Appleの直販で購入した端末も該当します。
新しく購入した機種や修理したすぐ後の場合は、反映まで時間がかかる事があり、反映されるまでは「-」表示になります。
ネットワーク利用制限の確認方法
ネットワーク利用制限を確認するには、スマホのIMEI(製造番号)を、キャリア各社の確認サイトに入力する事で確認できます。
キャリア各社の確認サイトは以下のリンクから確認出来ます。
IMEIの確認方法には、以下の方法があります。
通話画面から確認
1.通話画面を開く。
2.キーパッドで「*#06#」を入力。
「設定」から確認
1.設定開き、「端末情報」を選択。
2.「その他の情報」「IMEI情報」を選択。
3.SIMスロットが2つあるなどの場合はSIMスロット1の番号を参照します。
スマホの外箱・バッテリーパックで確認
スマホのバッテリーパックが取り外せる場合、電源を確実に切ってからカバーを開け、バッテリーパックを外した下にある銘板からIMEIを確認できます。
iPhoneなどバッテリーパックが外せない機種の場合は、外箱の銘板に記載されていますので、スマホを購入した際の外箱は廃棄せずに保管しておくとよいでしょう。
買取に出す場合の注意点
スマホを買取に出す際は、ネットワーク利用制限の状態を確認し、なるべく「〇」状態で買取に出すと、スムーズな買取が見込めるでしょう。
基本的にネットワーク利用制限が「×」のスマホ(赤ロム)は買取不可の場合が多いです。
「▲」状態のスマホでも買取に出せることが多いですが、買取価格の低下や、残債不払いなどで「×」になった場合に違約金が必要な場合が多いので注意しましょう。
買取に出す前に、残債を完済し、なるべく「〇」状態にしてからの売却をおすすめします。
「▲」状態で買取に出す場合
やむを得ず「▲」状態で買取に出す場合は、必ず残債を返済することを心がけましょう。
フリマアプリでは、規約で「▲」状態のスマホは出品できない事があるため、各サイトの利用規約を確認しましょう。
また、キャリアで端末状態が確認できない「-」状態での買取は受け付けてないことがあります。
元のキャリアと異なるキャリアの確認サイトで照会すると「-」表示になるので、元のキャリアの確認サイトで照会しましょう。
中古機種を購入した際の注意点
中古スマホを購入する際は、ネットワーク利用制限状態やIMEIの確認が重要になります。
「▲」状態のスマホは、同じ機種・状態の「〇」状態スマホより安価に販売されているため、中古スマホを購入する際の候補になるでしょう。
ただ、「×」状態になって使用不可能になる場合もあるようなので注意が必要です。
中古で購入したスマホが「×」状態になってしまった場合
「▲」状態で購入したスマホが、残債の不払いなどで「×」状態になり使用不可能になってしまった場合は、購入した店舗に問い合わせます。
ほとんどの中古販売店では「赤ロム保証」などといった名目で、もし購入したスマホが「×」(赤ロム)になってしまった際に返金や同等品との交換が保証されています。
フリマサイトや個人間での取引の場合はこれらの保証がありません。
相手が信頼できるかはもちろん、事前にIMEIを確認しておくなどが重要です。
まとめ
今回はネットワーク利用制限について解説しました。
基本的に新品のスマホの代金を一括で支払ったり、分割払いの支払いを順調にこなしていれば使用中のスマホがネットワーク利用制限にかかる事はありません。
スマホを買取に出す際や、中古でスマホを購入する際に重要になります。
なるべく「〇」状態で買取に出したり、購入することがおすすめです。
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値下がりする前に買取に出したい場合や、早めに新型のスマホに買い替えたい場合は、ノジマの買取サイトをぜひご利用ください。
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