【iPhone/Android】LINEの引き継ぎ方法を解説!トーク履歴やバックアップ方法も
更新日時 : 2025-11-03 13:20

機種変更などで別のスマホに買い替える際、LINEの引き継ぎ設定が必要です。
引き継ぎ設定をせずに機種変更してしまうと、トーク履歴や友だちリストなどのLINEアカウントのデータが失われてしまいます。
しかし、「これから機種変更するのにLINEの引き継ぎ方法がわからない」という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、LINEのデータ引き継ぎ方法を解説します。以前の端末がないときの引き継ぎ方法や失敗して引き継ぎできないときの対処法なども解説するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
LINEの引き継ぎできるデータ

機種変更時に引き継ぎできるデータには、どのようなものがあるのか把握しておきましょう。
引き継ぎできるデータは機種変更する端末の種類によって異なるので、パターン別に紹介していきます。
iPhone同士/Android同士で引き継ぎできるデータ

iPhone同士やAndroid同士の機種変更時に引き継ぎできるデータは以下のとおりです。
- トーク履歴
- アルバムやノートに保存しているデータ
- 友だちリスト
- 購入済みのLINEスタンプ
- LINEスタンププレミアムの利用情報
- LINE Pay・LINEポイント残高
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE IDやアイコンなどのプロフィール情報
- ステータスメッセージ
- トークルームの背景画像
- グループ
- LINE連動アプリ・サービスの情報
- LINE VOOMの内容
引き継ぎできるトーク履歴の内容は、事前準備でオンラインストレージの「iCloud」や「Googleドライブ」にバックアップを取った分です。
新しい端末でバックアップを復元することで、トーク履歴を引き継ぎできます。
引き継ぎできないデータ
引き継ぎできないデータは以下のとおりです。
- 通知音の設定
基本的に、iPhone同士やAndroid同士の機種変更の場合は、ほとんどのデータを引き継ぎできます。
AndroidからiPhone/iPhoneからAndroidで引き継ぎできるデータ

AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidなどの異なるOSに機種変更する場合、引き継ぎできるデータは以下のとおりです。
- 直近14日間のトーク履歴
- アルバムやノートに保存しているデータ
- 友だちリスト
- 購入済みのLINEスタンプ
- LINEスタンププレミアムの利用情報
- LINE Pay・LINEポイント残高
- LINE IDやアイコンなどのプロフィール情報
- ステータスメッセージ
- グループ
- LINE VOOMの内容
OSが異なる端末に機種変更する場合、引き継ぎできるトーク履歴は直近14日間までです。
引き継ぎできないデータ
引き継ぎできないデータは以下のとおりです。
- 15日以上前のトーク履歴
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE連動アプリ・サービスの情報
- トークルームの背景画像
- 通知音の設定
事前にバックアップを取っていても、15日以上前のトーク履歴は引き継ぎできません。
また、OSが異なる場合、購入したLINEコイン残高が失われてしまうので、以前の端末で使い切ってから機種変更するようにしましょう。
LINE引き継ぎの事前準備

LINEの引き継ぎをする前にやっておきたい準備は以下のとおりです。
- LINEアプリのバージョンを最新にアップデートする
- OSのバージョンを最新にアップデートする
- 電話番号・メールアドレス・パスワードを設定する
- トーク履歴のバックアップを取る(OSが同じ場合)
- 引き継ぎたい写真・画像を端末に保存するかアルバムに移す
それぞれ詳しく解説していきます。
LINEアプリのバージョンを最新にアップデートする

LINEアプリのバージョンが古い場合、データ引き継ぎに失敗する恐れがあります。
そのため、引き継ぎ設定の前にLINEアプリが最新バージョンになっているか確認しましょう。
最新バージョンかどうかの確認は、iPhoneは「App Store」、Androidは「Google Play ストア」から行います。ストアアプリでLINEのページを開いたときに「開く」ボタンが表示されていれば、すでに最新バージョンなのでアップデート不要です。

LINEのページに「アップデート」や「更新」ボタンが表示されている場合は、最新バージョンにアップデートしましょう。
OSのバージョンを最新にアップデートする

LINEアプリとあわせて、iPhoneやAndroidのOSも最新バージョンにアップデートしておきましょう。
OSが古い端末は、LINEの引き継ぎが正常にできない可能性があるので注意が必要です。
iPhoneのOSアップデート方法
iPhoneのOSをアップデートする方法は以下のとおりです。
1.「設定」アプリを開き、「一般」をタップする。

2.「ソフトウェアアップデート」をタップする。

3.iPhoneのOSが最新になっていない場合、アップデート情報が表示されるので「今すぐアップデート」をタップする。

上記の手順でソフトウェアアップデート画面を開いたときにOSのバージョンのみ表示される場合は、iPhoneがすでに最新バージョンになっているのでアップデート不要です。
電話番号・メールアドレス・パスワードを設定する

LINEの引き継ぎをするためには、アカウント情報にメールアドレスとパスワードが設定されていなければいけません。
また、iPhoneのデータ移行機能「クイックスタート」を利用する方法や、以前の端末がないときの引き継ぎ方法では、電話番号の設定が必要になります。
アカウント情報の設定が行わていないと、新しい端末にLINEのデータを引き継げなくなるので、機種変更する前に以下の手順で設定を確認・変更しておきましょう。
1.「LINE」アプリを開き、画面右上にある歯車のマークをタップする。

2.「アカウント」をタップする。

3.アカウント情報の画面が表示されるので、電話番号・メールアドレス・パスワードが設定されているかか確認する。

設定されていない情報がある場合は、ここで設定しましょう。パスワードは「登録完了」と表示されていれば設定済みです。
トーク履歴のバックアップを取る(OSが同じ場合)

iPhone同士やAndroid同士の機種変更でトーク履歴を引き継ぐ場合、以前の端末でバックアップを取り、新しい端末で復元する必要があります。
バックアップを取らずにLINEアカウントの引き継ぎを行ってしまうと、新しい端末でトーク履歴を復元できなくなるので注意しましょう。
なお、トーク履歴のバックアップは、iPhoneなら「iCloud」、Androidなら「Googleドライブ」に保存されます。
iCloudやGoogleドライブのストレージ容量が足りない場合、バックアップが作成できないため、事前に十分な空き容量があるか確認しておきましょう。
iPhoneのトーク履歴バックアップ方法
iCloudの設定確認とトーク履歴のバックアップ方法を解説していきます。
1.「設定」アプリを開き、一番上にあるユーザー名をタップする。

2.「iCloud」をタップする。

3.「iCloud Drive」をタップする。

4.「このiPhoneを同期」のチェックが入っていることを確認する。

5.「LINE」アプリを開き、歯車マークをタップする。

6.「トークのバックアップ」をタップする。

7.「PINコードを作成して今すぐバックアップ」をタップする。PINコードをすでに設定している場合は「今すぐバックアップ」をタップしてください。

8.PINコードの設定画面が表示されたら、任意の数字6桁を入力し、右矢印のマークをタップする。PINコードの設定が完了すると、バックアップが作成されます。
バックアップが始まらない場合は、「今すぐバックアップ」をタップしてください。

バックアップの作成が完了すると、「アカウントの引き継ぎを行いますか?」という確認メッセージが表示される場合がありますが、ここでは「閉じる」を選択してください。
バックアップの取り忘れが心配な方は、自動バックアップ機能を設定しておきましょう。
この機能を利用すれば、あらかじめ設定した頻度で自動的にバックアップを取ってくれるため、都度バックアップを取る手間がなくなります。
自動バックアップの設定方法は以下のとおりです。
バックアップの設定画面を開き、「バックアップ頻度」をタップする。

自動バックアップの頻度を選択する。

上記の設定を行うと、定期的にバックアップが作成されるようになります。
Android版LINEでバックアップを取る方法

Android版LINEでバックアップを取る方法を解説していきます。
まずは電話番号・パスワードの登録を確認

LINEでバックアップを考える場合、不慮の事故に備え、LINEアカウントへログインするための情報をしっかり登録しておきましょう。
トーク履歴などのバックアップがあっても復元先のアカウントにアクセスできなくなっては意味がありません。
LINEの引継ぎは旧端末が手元に無くても、電話番号による引継ぎが可能です。
旧端末が壊れて動作しない、紛失したなど、こういった状態でもLINEのアカウント引き継ぎが可能になるので、電話番号とパスワードの登録は行っておきましょう。
現在のLINEは登録時に電話番号が必要になるのでほとんどの方は登録済みになっているはずですが、念のためLINEに登録されているか、変更前の電話番号になっていないかなど確認しておきましょう。
LINEの電話番号を確認するには、LINEアプリを起動してホームタブに切り替え、右上の設定をタップ。

「アカウント」をタップ。

電話番号の欄に番号が記載されています。

こちらの画面からパスワードとメールアドレスも登録できるので、両方とも登録しておきましょう。
パスワードは電話番号による引継ぎの際に必要になります。メールアドレスはパスワードを忘れた際に必要です。
パスワードを登録
アカウントのパスワードをタップし、パスワードを設定しましょう。

パスワードは大文字・小文字、数字、記号から3種類以上を組み合わせ、8文字以上に設定する必要があります
メールアドレス登録
メールアドレスをタップし、アドレスを登録しましょう。

パスワードを忘れた際に必要になるので、LINEからの連絡を受け取れるメールアドレスを登録しておきましょう。
アカウントへのログイン手段を失うと新しくLINEアカウントを作成することになり、それまでのデータは友だちなどの情報も含めてすべて失ってしまいます。LINEの引継ぎでは一番大切なことなので、忘れずに電話番号・パスワード・メールアドレスを登録しておきましょう。
トーク履歴のバックアップを取る!PINコードを登録

トーク履歴のバックアップを取っておけば、15日より前のトークも新しい機種に引き継ぐことができます。
また、LINEのバージョン12.13.0以上からはバックアップ用のPINコードも登録できるようになりました。
PINコードを登録しておけば、バックアップを取っていない場合や異なるOS間での引き継ぎでも、直近14日間分のトーク履歴の復元が可能です。
PINコードはバックアップを取る過程で設定できます。LINEのバージョン12.13.0以上からの機能になるので、もしPINコードの設定が表示されない場合はLINEアプリのアップデートを実行してください。
手動バックアップ(PINコードの登録)
はじめてバックアップを取る場合、手動バックアップの過程でPINコードを登録できます。
android版の場合、バックアップはGoogleドライブに保存されます。
Googleドライブを利用するにはLINEのバージョンが7.5.0以上である必要があります。
また、Googleアカウントとの連携が必要なので、まだの方はLINEとGoogleアカウントの連携を実行しておいてください。
こちらのバックアップは、トーク履歴のバックアップになります。画像・動画のバックアップは含まれないので注意してください。
手動バックアップを行うには、LINEアプリのホームタブを開き、右上にある「設定」をタップ。

「トークのバックアップ・復元」をタップ。

「今すぐバックアップ(PINコードを作成して今すぐバックアップ)」をタップすると手動バックアップがスタートします。初めてバックアップをする場合は、6桁のPINコードの設定も行えます。

クラウドストレージ(androidの場合はGoogleドライブ)へのバックアップが行われるので、完了するまで通信環境が安定した状態で待ちましょう。バックアップのデータ量によっては時間がかかる可能性があります。

バックアップが完了したら、「前回のバックアップ」の日付をチェック。最新の日付になっていれば、バックアップが成功しています。

Googleアカウントの連携方法
もしまだGoogleアカウントをLINEに紐づけていない場合、「Googleアカウント」をタップすれば、LINEとGoogleアカウントを連携できます。

自動バックアップの設定方法
自動バックアップを設定しておけば、不慮の事故でバックアップを取れない状態でスマホを失っても、設定した頻度でバックアップを残しておくことが可能です。
自動バックアップは端末がWi-Fiに接続されていて、バッテリー容量が十分な状態な場合のみ行われます。クラウドストレージの容量不足などによっては機能しない可能性がある点には注意してください。
自動バックアップを設定するには「バックアップ頻度」をタップ。

自動バックアップにチェックを入れます。

「バックアップ頻度」をタップ。

バックアップの間隔を選択します。

元の画面のバックアップ頻度の横に選択した頻度が表示されていれば、自動バックアップの設定が完了です。

写真や動画をバックアップする方法

LINEの写真・動画をバックアップする方法は複数ありますが、ここでは端末に画像・動画をダウンロードする方法とLINEアルバムに画像・動画を追加する方法を解説します。
端末に画像・動画を保存するには、対象の画像を拡大表示し、右下の「ダウンロード」アイコンをタップします。

端末の容量を圧迫せずにLINE内に画像・動画を保存するにはアルバムに追加するという方法があります。ただし、動画をアルバムに保存するには有料のLYPプレミアム会員資格が必要です。
アルバムに画像・動画を追加するには、トークに投稿された画像を長押しし、「アルバム」をタップ。

複数選択したい場合は該当の画像にチェックを入れて、最後に「追加」をタップします。

アルバムに追加した画像・動画は期限なく保存ができ、LINEサーバーに保存されるので、端末の容量を気にすることなくバックアップができます。
LINE引き継ぎの基本手順

機種変更の際に、LINEの引き継ぎをするときの流れは以下のとおりです。
- 以前の端末でトーク履歴バックアップなどの事前準備を行う
- 新しい端末に「LINE」アプリをインストールする
- 以前の端末で表示したQRコードを新しい端末で読み込む
- 新しい端末でLINEアカウントの引き継ぎを行う
- トーク履歴を復元する
以上が基本的なLINEの引き継ぎ手順です。引き継ぎの設定が完了すると、以前の端末のLINEアカウントが自動的にログアウトされるので、引き継ぎを行うタイミングに注意しましょう。
【iPhone】LINEアカウントの引き継ぎ方法

iPhoneから別の端末に機種変更する場合の引き継ぎ方法は、大きく分けて以下の2パターンあります。
- クイックスタートを利用したLINE引き継ぎ
- QRコードを利用したLINE引き継ぎ
クイックスタートとは、Bluetooth接続を通してiPhone全体のデータ移行を行う機能です。
クイックスタートを利用すれば、機種変更時のiPhoneのデータ移行をLINEアプリの引き継ぎと一緒に行うことができます。
ただし、クイックスタート機能を利用する方法は、iPhone同士の機種変更でのみ可能です。
iPhoneからAndroidに機種変更する場合は、QRコードを利用してデータ引き継ぎを行います。
それぞれのやり方を詳しく見ていきましょう。
クイックスタートを利用したLINE引き継ぎ

クイックスタートは、iPhoneの初期設定時に利用できるデータ移行機能です。
そのため、すでに初期設定を済ませている場合は、初期化してから改めて引き継ぎを行うか、QRコードによる引き継ぎを行いましょう。
また、以前の端末のBluetoothとWi-Fiの接続設定を有効にする必要があります。
クイックスタートを利用したLINEの引き継ぎ方法は以下のとおりです。
- 以前の端末を近くに置いた状態で、新しい端末の電源を入れる。
- 案内に従い、新しい端末の初期設定を進める。
- 以前の端末に「新しいiPhoneを設定」画面が表示されたら、「続ける」をタップする。
- 新しい端末に表示される円形のアニメーションを、以前の端末で読み込む。
- アニメーションの読み込み完了後、新しい端末にパスワードを入力する。
- 案内に従って新しい端末の初期設定とデータ移行を完了させる。
- 初期設定完了後、新しい端末で「LINE」を開き、「ログイン」をタップする。
- 「本人確認する」をタップする。
- 電話番号を入力し、SMSに届いた認証番号を入力する。
- LINEに設定しているパスワードを入力する。
以上がクイックスタートを利用したLINE引き継ぎの流れです。
QRコードを利用したLINE引き継ぎ

iPhoneからAndroidに機種変更する場合や、初期設定済みのiPhoneにデータを引き継ぐ場合の手順は以下のとおりです。
- 新しい端末で「LINE」アプリを開き、「ログイン」をタップする。
- ログイン方法の選択画面が表示されたら、「QRコードでログイン」をタップする。
- 「QRコードをスキャン」をタップし、QRコードのスキャン画面を開く。
- 以前の端末で「LINE」アプリを開き、歯車のマークをタップする。
- 「かんたん引き継ぎQRコード」をタップする。
- 引き継ぎ用のQRコードが表示されたら、新しい端末のスキャン画面でQRコードを読み込む。
- 以前の端末に「新しい端末でこのQRコードをスキャンしましたか?」という確認メッセージが表示される。QRコードの読み込みに間違いがなければ「はい、スキャンしました」にチェックを入れ、「次へ」をタップする。
- ロック解除画面が表示されたら、顔認証や指紋認証、パスワードのいずれかの方法で本人確認を行う。
- 新しい端末にLINEのアカウント名が表示される。引き継ぎたいアカウント名になっていることを確認し、「ログイン」をタップする。
- トーク履歴の復元画面が表示されたら、「次へ」をタップする。ここまでの操作を行うと、以前の端末のLINEが自動でログアウトされ、利用できなくなるので注意しましょう。
- 新しい端末に表示される案内に沿って、LINEの引き継ぎを行う。
Androidの場合
- 新端末でLINEをインストールし、起動。「ログイン」をタップし、「QRコードでログイン」を選択。続けて、「QRコードをスキャン」をタップ。
- 旧端末でQRコードを表示します。「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」をタップ。
- 新端末で旧端末に表示されたQRコードをスキャン。
- 旧端末で本人確認を行います。
- 新端末でLINEにログイン
- Googleアカウントの選択
- トーク履歴の復元
Googleアカウントの選択後に、バックアップからのトーク履歴の復元が行えます。
バックアップを取っていると「前回のバックアップ」と「バックアップサイズ」に、取得日時とデータ量が表示されるので、取得日時を確認し、「トーク履歴を復元」をタップしてトーク履歴を復元しましょう。
選択したGoogleアカウントを間違えるとバックアップが見つからないので、複数のGoogleアカウントを利用している方はバックアップをとっているアカウントを選択するように注意しましょう。
上記の操作を行い、新しい端末にLINEのホーム画面が表示されると引き継ぎ完了です。
電話番号でログインする場合の復元方法

旧端末が手元にない場合は電話番号入力で引き継ぎを行い、バックアップしたデータの復元が行えます。
- 新端末でLINEを起動しログインをタップ。ログイン方法で「その他の方法でログイン」→「電話番号でログイン」を選択。
- 電話番号を入力し、SMS認証を行う。
- 表示されたアカウントが自分のものか確認して「はい、私のアカウントです」をタップ。
- パスワードを入力。
- トーク履歴の復元
電話番号による引き継ぎの場合は、パスワードの入力後にトーク履歴の復元が行えます。
Googleアカウントを選択し、「前回のバックアップ」と「バックアップサイズ」が正しいか確認したら、「トーク履歴の復元をタップして復元を行いましょう。
以前の端末がない場合のLINE引き継ぎ方法

以前の端末がすでに手元にないときは、LINEのアカウント情報に設定している電話番号でSMS認証することで、データの引き継ぎができます。
ただし、以前の端末がない場合、復元できるトーク履歴は直近14日分までになるで注意しましょう。
電話番号を利用したLINEの引き継ぎ手順は以下のとおりです。
- 新しい端末で「LINE」アプリを開き、「ログイン」をタップする。
- ログイン方法の選択画面が表示されたら、「その他の方法でログイン」をタップする。
- 「電話番号でログイン」をタップする。
- 端末の電話番号を入力し、右矢印のマークをタップする。
- 入力した電話番号宛に、引き継ぎ認証番号が記載されたSMSが届いたら、LINEアプリに入力して認証する。
- 新しい端末の画面に表示されているアカウント名が正しいことを確認し、「はい、私のアカウントです」をタップする。
- LINEに設定しているパスワードを入力し、アカウントにログインする。
- トーク履歴のバックアップ画面が表示されたら、「次へ」をタップする。過去にPINコードを設定している場合は、PINコードを入力する。
- 案内に従って、LINEのデータ引き継ぎを行う。
以上が、以前の端末がない場合の引き継ぎ手順です。
以前の端末がない状態でパスワード忘れた場合

以前の端末がないときのLINE引き継ぎでは、パスワード入力が必要です。
引き継ぎの際にパスワードを忘れた場合は、パスワード入力画面で「パスワードを忘れた場合」を選択し、事前に登録しているメールアドレスを入力します。
そうすると入力したメールアドレス宛にLINEからメールが届き、本文に記載されているURLからパスワードを再設定することができます。
事前にメールアドレスを登録していない場合はパスワードの再設定ができず、LINEアカウントの新規作成が必要になるので注意しましょう。
以前の端末がない状態で電話番号変更が発生した場合

以前の端末がない状態で電話番号変更があった場合、LINEを引き継ぐ際にパスワードが必要です。
機種変更する前にパスワードを設定していれば、LINEの引き継ぎができます。
しかし、LINEのパスワードを設定していない場合は引き継ぎができないため、LINEアカウントを新規作成することになります。
LINEの引き継ぎが失敗・バックアップできない原因

LINEの引き継ぎ失敗やバックアップできないときに考えられる主な原因と対処法を解説していきます。
画像・動画・ボイスメッセージがバックアップできない

画像・動画・ボイスメッセージはLINEのバックアップ機能だけではバックアップができません。
LINEのバックアップはテキストのトーク履歴のみをバックアップします。
画像・動画・ボイスメッセージをバックアップしたい場合は端末にダウンロードするか、アルバムに追加するなど自分でバックアップを行う必要があります。
異なるOS間での引き継ぎは15日以前のメッセージを残せない

androidからIOSに機種変更する。IOSからandroidに機種変更するといったように異なるOSに機種変更をする場合、たとえバックアップを取っていたとしても、15日以前のトーク履歴は復元することができません。
異なるOSに機種変更すると、LINEの仕様的にバックアップを取っていても15日以前の引き継ぎが不可能になります。
「この機能を利用する権限がありません」と表示される

「この機能を利用する権限がありません」と表示されてバックアップができない場合、連絡先へのアクセス権限を許可していないのが原因です。
端末のアプリ設定からLINEに連絡先へのアクセスを許可しましょう。
手順は端末の「設定」→「アプリ」→「LINE」と進み、許可(権限)をタップして連絡先へのアクセスを許可となります。
不明なエラーが出てしまう

LINEのバックアップ中に不明なエラーが出てしまう場合は下記を試してください。
- 通信環境の良い状態でバックアップを実行する
- LINEアプリを最新版にアップデート
- スマホのOSをアップデート
- 端末の再起動
- LINEアプリのキャッシュ削除
通信環境が悪い状態でバックアップを取ると、途中で止まる、失敗する原因になります。できれば自宅のWi-Fiなどで、安定した通信状態でバックアップを実行しましょう。
LINEアプリのバージョンが古いとPINコードの発行などの一部のバックアップ機能が使えません。LINEのバックアップを取る場合はLINEアプリを最新バージョンに更新してから、実行しましょう。
androidのバージョンが古いのが原因でバックアップに失敗している可能性もあります。androidに最新バージョンがある場合は更新してからバックアップを実行しましょう。
バックアップがうまくいかない場合、端末の再起動を試してみましょう。端末の再起動で不具合が改善するケースも多いです。
LINEアプリにキャッシュが貯まりすぎていると、動作に不具合を生じる可能性があります。「設定」→「トーク」→「データの削除」と進み、キャッシュを削除してからバックアップを取ってみましょう。
アルバムに動画を追加できない

動画をバックアップするためにアルバムに動画を追加したいのだけど、できない。
こういった場合、LYPプレミアム会員になっていないのが原因です。現在アルバムに動画を追加できるのはLYPプレミアム会員になっている方だけになります。
一般ユーザーの方はアルバムに動画を追加できないので、端末など他の場所に動画を追加するか、有料のLYPプレミアム会員になるかを検討してください。
LINEアカウントに電話番号・メールアドレス・パスワードが設定されていない

LINEの引き継ぎには、アカウント情報のメールアドレスとパスワードが設定されていなければいけません。
また、以前の端末がない状態で引き継ぎを行う場合は、電話番号の設定が必要になります。
これらのアカウント情報を設定せずに機種変更してしまうと、LINEが引き継げなくなる可能性があるので注意しましょう。
電話番号やメールアドレスに変更がある場合や、パスワードを忘れた場合は事前に再設定してください。
以前の端末がすでに手元にない状態でアカウント情報が正しく設定されていないと、最悪の場合LINEのアカウントを作り直すことになります。
端末のOSやLINEアプリのバージョンが古い

新しい端末と以前の端末でOSやLINEアプリのバージョンが大幅に異なっていると、引き継ぎの際にエラーが発生する可能性があります。
そのため、端末のOSとLINEアプリのバージョンは事前に最新にアップデートしておきましょう。
空き容量が不足している

トーク履歴のバックアップデータは、オンラインストレージのiCloudやGoogleドライブに作成されます。
オンラインストレージに十分な空き容量がないと、バックアップが作成できません。
そのため、ストレージ容量に余裕がない場合は、事前に不要なデータを削除しておきましょう。
androidのバックアップは連携しているGoogleドライブに保存されます。Googleドライブは無料で15GBまで利用できるので、テキストメッセージのバックアップぐらいなら十分な容量があるいます。
ただし、GoogleドライブはGmailやGoogleフォトと兼用で利用することになるので、特にGoogleフォトを良く利用しているケースだと気づかない内に容量が足りなくなっている可能性があります。
LINEのバックアップが進まない場合はiCloudやGoogleドライブの容量を確認し、不足しているようなら不要なデータを削除して容量に空きを作りましょう。
容量があるのにバックアップができない場合
iCloudやGoogleドライブに容量があるのにバックアップができない場合、LINEとiCloud・Googleドライブの連携がうまくいっていないのが原因でバックアップができないケースがあるようです。
LINEの「設定」→「トークのバックアップ・復元」と進み、iCloud・Googleアカウントの項目から連携しているiCloud・Googleアカウントを選択し直してみましょう。
バックアップが正常に完了していない

トーク履歴のバックアップを取っているときに何らかの問題が発生し、正常なバックアップデータが作成されないことがあります。
バックアップデータに不備があるとエラーが発生し、引き継ぎができません。
引き継ぎの際に不明なエラーが出た場合は、バックアップの作成をやり直してから再度試してみてください。
端末に一時的な不具合がある

端末に一時的な不具合が発生し、正常に引き継ぎ処理ができないことがあります。
この場合は、端末を再起動してから再度試してみてください。
LINEの引き継ぎに関するよくある質問

ここでは、LINEの引き継ぎに関する質問を紹介していきます。
バックアップしていない場合でもデータを復元できる?

データのバックアップをとっていない場合、15日以前のトーク履歴の復元は不可能です。
LINEのトーク履歴は自身の端末にデータが保存されます。LINEは保存期間の過ぎたトーク履歴を保存していないので、自分でバックアップを取っていない限り復元のしようがありません。
ただし直近から14日分のトーク履歴であれば、バックアップがなくてもQRコード引継ぎ、PINコードによる引き継ぎで復元できます。
直近のやり取りだけが分かればいいなら、必要最低限のトーク履歴は復元できる可能性があります。
一応15日以前のトーク履歴を見るだけなら、トークルームの他のメンバーにトークのスクショを送ってもらう。テキストファイルのトーク履歴を送ってもらうという方法で対処できます。しかし、どちらの方法もトーク履歴を復元できるわけではありません。
15日以前のトーク履歴を自分のLINEに復元したいなら、バックアップは必須になります。
14日以上前のLINEトーク履歴は引き継ぎできない?

iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneのような異なるOSの機種変更では、14日以上前のトーク履歴を引き継ぐことができません。
どうしても残したいトーク履歴がある場合は、スクリーンショットで画像にして保存するなどの工夫が必要です。
iPhone同士やAndroid同士の機種変更であれば、事前にバックアップを取ることですべてのトーク履歴を引き継ぎできます。
LINEの引き継ぎ時にQRコードが出てこない原因は?

LINEの引き継ぎでQRコードが出てこない、エラーが表示されるときに考えられる主な原因は以下のとおりです。
- LINEアプリのバージョンが古い
- 端末のOSが古い
- 有効期限が切れている
まず最初に確認しておきたいのがLINEアプリのバージョンです。
QRコードによる引き継ぎ機能は、12.10.0以上のバージョンで利用できます。
このバージョンより古い場合は、アプリのアップデートをしてから再度試してみてください。
また、端末のOSが古くて出てこないケースもあるため、あわせてアップデートしておきましょう。
QRコードを読み込んだときにエラーが表示される場合は、QRコードの有効期限切れが考えられます。
QRコードは15秒間有効なので、期限切れになった際は更新してから読み込んでみてください。
LINEの引き継ぎはQRコード以外の方法でもできる?

LINEの引き継ぎ方法は、QRコード以外に次のようなものがあります。
- 電話番号
- Apple ID
- Googleアカウント
上記の方法は、主に以前の端末がないときに用いられます。
機種変更でLINEスタンプが消えた場合の復元方法は?

LINEスタンプの購入情報は、アカウント情報と一緒に引き継がれますが、新しい端末で使えるようにするためにはもう一度ダウンロードする必要があります。
LINEスタンプのダウンロード手順は以下のとおりです。
1.「LINE」アプリを開き、画面右上にある歯車のマークをタップする。

2.「スタンプ」をタップする。

3.「マイスタンプ」をタップする。

上記の操作を行うと、購入済みのLINEスタンプ一覧が表示されるので、必要なものを再ダウンロードしましょう。
LINEの引き継ぎに時間がかかる、読み込み中が終わらない場合の対処法は?

LINEの引き継ぎがなかなか終わらない場合、考えられる原因は以下のとおりです。
- LINEアプリや端末のバージョンが古い
- LINEアプリや端末に一時的な不具合がある
- インターネット接続が不安定
LINEアプリや端末のバージョンが古いと読み込みに時間がかかることがあるので、事前にアップデートしておきましょう。
また、一時的な不具合が原因で引き継ぎに時間がかかるケースもあります。この場合は、LINEアプリや端末を再起動してから再度試してみてください。
インターネット接続環境に問題がある場合は、通信速度が安定している時間帯にやり直したり、Wi-Fi環境を見直したりしましょう。
機種変更でLINEトーク内の写真・画像が消えた場合、復元できる?

トークルーム内の写真や画像、動画のデータは、トーク履歴のバックアップ対象外です。
そのため、機種変更によって消えた写真や画像を後から復元することができません。
大切な写真や画像などを残しておきたい場合は、機種変更する前にダウンロード保存しておくか、アルバムやノートに移しましょう。
ツムツムなどのLINEゲームのデータは引き継ぎできる?

ツムツムなどのLINEゲームアプリは、LINEアカウントの引き継ぎ後にゲームアプリを開き、「LINEログイン」をすることで引き継ぎできます。
ただし、iPhoneからAndroidや、AndroidからiPhoneといったOSが異なる機種変更の場合、ゲーム内で購入した通貨は引き継ぎできないので注意が必要です。
なお、ゲーム内の通貨で獲得したアイテムなどは引き継げるため、OSが異なる場合は通貨を使い切ってから機種変更するようにしましょう。
PC版LINEでバックアップは取れる?

PC版のLINEでは、仕様によりバックアップができません。
LINEはスマホアプリがメインのサービスであり、引継ぎに必要な設定などはLINEアプリでしか行えない仕様です。
PC版LINEではバックアップができないので、アプリからバックアップを行うようにしましょう。
LINEのバックアップデータはGoogleドライブのどこに保存されている?

LINEのバックアップはGoogleドライブに保存されるのですが、ファイルを探しても通常のファイル一覧には表示されません。
どうしてもLINEのバックアップファイルを確認したい場合はPCブラウザからGoogleドライブにログインする必要があります。
PCブラウザのGoogleドライブを開いたら、「設定」を選択。スマホからの場合は、右上のメニューからブラウザをPC版に切り替えてください。

「アプリの管理」をタップで、ファイルにLINEのバックアップデータを確認できます。

PINコードなしでバックアップを復元できる?

旧端末が手元にあれば、PINコードがなくてもバックアップからトーク履歴を引き継ぐことが可能です。
かんたんQRコード引き継ぎを使うとPINコードの入力なしで機種変更が可能です。手続きの途中でバックアップからの復元もできるので、かんたんQRコード引き継ぎを使えば、PINコードなしでバックアップからの復元が行えます。
Googleドライブの保存容量を確認したい

Googleドライブの保存容量を確認するには、Googleドライブアプリを開き、左上のメニューをタップ。

ストレージに、保存容量が表示されます。

まとめ

今回は、iPhoneとAndroidに分けてLINEの引き継ぎ方法を解説しました。
LINEの引き継ぎは、iPhoneのクイックスタート機能やQRコード認証が利用できるようになったため、従来よりも簡単になりました。
iPhone同士やAndroid同士の機種変更の場合は、事前にバックアップを取ることで、トーク履歴を復元できます。
しかし、iPhoneからAndroidや、AndroidからiPhoneの機種変更で引き継げるトーク履歴は、過去14日間分までとなっているため注意しましょう。
基本的に、LINEの引き継ぎは新旧2台の端末を利用して行いますが、以前の端末がない場合でも引き継ぎ可能です。
本記事では、いくつかのパターン別にLINEの引き継ぎ方法を解説しているので、ぜひ機種変更時の参考にしてください。
ノジマでは、スマホの高価買取を行っています。
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